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障害者の就職事情は現在も厳しいものとなっています。
国を掲げて障害者就労という大きな問題に対して取り組んでおり、徐々にではありますが政策が進んできています。
例えば、これまで障害者の雇用義務の対象障害者は『身体障害者』と『知的障害者』の方のみが対象だったのですが、2018年より『精神障害者』も雇用義務の対象となりました。
現在、最も障害者就労がうまくいっていない状態である精神障害者が追加されたことは非常に大きな変化と言えるでしょう。
しかし、このような変化だけではまだまだ不足しているといわざるを得ません。
現在でも、障害者就労には定着率の問題や精神障害や発達障害の方の雇用が進んでいないこと。企業側の生涯シェの理解が不足していることなど様々な問題があるのです。
その中で、就職する入り口で直面する問題の一つが『内定率の低さ』です。
障害者が一人で就職活動を行った際の内定率をご存じでしょうか?
なんと3%程といわれています。その内定率を上げる方法として最も適しているのは『エージェント』の利用です。
エージェントを利用することによって、内定率は75%以上にまで上昇し、就職先もホワイトな企業が多く、障害に理解のある企業が多いので、就職した後の定着率もアップさせることができるのです。
以下におすすめのエージェントを掲載していますので是非参考にしてください!
特徴別障害者におすすめのエージェント
・初めての利用におすすめ…『DODAチャレンジ』
・迷ったらこれ…『障害者雇用バンク』
・首都圏に住んでいる人におすすめ…『マイナビパートナーズ紹介』
・身体障害におすすめ…『エージェントサーナ』
・首都圏にお住いの精神障害・発達障害におすすめ…『ランスタッドチャレンジド』
【大手リクルート運営】障害者がリクナビネクストで就職できるのか
リクナビネクストの概要
運営会社:株式会社リクルート
対応地域:全国
求人数:少ない
求人の質:悪い~良い
リクナビネクストは、株式会社リクルートが運営している社会人のための転職サイトです。大手の転職サイトであるため求人数自体は多いのですが、障害者の求人数となっては話は別です。
求人数でいうと『ランスタッドチャレンジド』や『障害者雇用バンク』などの障害者専門サイトに大きく引けを取ります。
求人の質は、これも障害者専門のサイトではないため一つ一つに大きな違いがあります。
しかし、大手リクルートの運営ですので安心感という面に関しては長けているといって良いでしょう。
リクナビネクストの運営会社
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社名 株式会社リクルート
英文社名 Recruit Co., Ltd.
創業 2012年 10月1日 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立
2018年 4月1日 株式会社リクルートに商号変更
本社所在地 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2
グラントウキョウサウスタワー<登記上本社>
〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-17
リクルート銀座8丁目ビル事業所所在地 代表電話 03-6835-3000
※お間違いの無いよう、再度電話番号のご確認をお願いします。URL 従業員数 15,807人(2021年4月1日現在 / アルバイト・パート含)
資本金 3億5千万円
メディア&ソリューション事業の
売上収益6,720億円(2020年4月1日~2021年3月31日)
メディア&ソリューション事業の
EBITDA1,067億円(2020年4月1日~2021年3月31日)
株式会社リクルートを知らない方は少ないといえるほどに、大規模企業です。主な事業としては、就職関連のリクナビネクスト等の他に、住宅のスーモや旅行等かなり多くの種類の事業を行っています。
基本理念としては、『私たちは、新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す。』という理念を掲げており、新しい価値を作り出し生活を豊かにする手伝いをしているという会社です。
就職関連にも強い会社ですので、就職活動を行う際にお世話になっている方も多いでしょう。
リクナビネクストを障害者が利用する際の評判と特徴
続いては、リクナビネクストで障害者が仕事を探す際の評判と特徴について紹介していきます。
障害者に特化した就職サイトやエージェントは数多く存在していますが、その一つ一つに個性があり、特徴が存在しています。
リクナビネクストの特徴は以下の通りです。
障害者がリクナビネクストを利用する際の特徴
- 大手運営だから安心
- 障害者雇用求人の特集が組まれる
- スカウトサービスも存在している
大手リクルートの運営だから安心
リクナビネクストを障害者が利用するメリットとして最も大きなメリットは、大手のリクルート株式会社が運営しているということです。
転職サイトもしっかり管理されているため、利用する安心感が他のサイトよりも大きく上回ります。
障害者雇用求人の特集が組まれる
リクナビネクストでは、毎年9~10月頃になると障害者の特集が組まれます。
その時期は、障害者の求人情報を企業から大々的に募集しており障害者の求人数が普段よりも増加します。
その時期の求人を見るために、リクナビネクストを利用しておくのも良いかもしれませんね。
スカウトサービスも存在している
事前に、職務経歴や学歴等必要な情報を記載してリクナビネクストに登録することによって、あなたに興味を持った企業や転職エージェントからスカウトが届く場合もあります。
この企業側から、逆に連絡が来るサービスのことをスカウトサービスと言います。
スカウトサービスについて詳しく知りたい方は、以下に記載していますので是非参考にされて下さい。
ちなみに、障害者専門のスカウトサービスを実施しているところは非常に少ないです。大手でいうと『アットジーピー』が障害者専門のスカウトサービスを実施していますので、この機会に登録してみて下さい。
スカウトサービスのメリットとしては、自ら動かなくてもあなたに合う求人を掲載している企業から面接を受けませんかとオファーが届くので自分で数多くの求人の中から探す必要がないということです。
これなら、忙しくて時間のない方でも自分に合った求人を妥協せずに探すことができますね。
関連記事:【障害者スカウトサービス】本当は教えたくない特別スカウトを受け取る方法
リクナビネクストを障害者が利用する際のデメリット
リクナビネクストは、大手のリクルートが運営しているため安心感がかなり高い就職支援サービスと言えます。
しかし、正直障害者が利用する際にはあまりお勧めができないのが現状です。
リクナビネクストを障害者が利用するデメリットについては以下の通り。
リクナビネクストを障害者が利用する際のデメリット
- 障害者の求人数が少ない
- 障害者が利用するには求人が探しにくい
- 障害者専門のエージェントを利用した方が効率が良い
障害者の求人数が少ない
リクナビネクストでは、障害者求人が存在はしていいるのですが、かなり少ないという状況です。求人の検索を掛けてみてもほとんど見つけることができないレベルの障害者求人数ですので希望の職種を見つけるのは非常に難しいでしょう。
障害者専門のエージェントや就職サイトであればかなり多くの障害者求人が存在しますのでこれは、障害者がリクナビネクストを利用すべきかと考える際に大きなマイナス点となりそうです。
障害者が利用するには求人が探しにくい
リクナビネクストで障害者求人を探す際には、キーワード検索で『障害者 採用』などと検索しなければならず障害者専用の詳細検索の方法は存在しません。
更に、キーワード検索をしてみても障害者求人だけでなく『障害者就職コンサルタント』や『就労移行支援員』とう障害に関わる職種の求人が出てくるため当事者の方のための求人を見つけるのは非常に難しいです。
障害者専門のエージェントを利用した方が効率が良い
上記二つのデメリットから考慮しても、障害のある方がリクナビネクストを利用するメリットは少ないといえるでしょう。
障害者求人を探したいのであれば、求人数が1500を超えている(2021年10月現在)『DODAチャレンジ』や障害者の求人をハローワークも含めて探すことができる『障害者雇用バンク』を利用する方が効率も良く自分の希望に沿った就職もしやすくなります。
詳しくは以下の記事を参考にされて下さい。評判や口コミを詳しくまとめています。
障害者がリクナビネクストを利用する際の口コミ
続いては、障害者がリクナビネクストを利用した際のリアルな口コミを紹介していきます。
どう考えても距離的に行けっこない会社からオファー来てもシカトなんだけど。
無理でしょって。それから、私のレジュメをリクナビネクストで見てる人事は、自社が発達障害者採用できるか否かくらいわかるでしょw— E – 裕起|ロードバイク乗り (@chiba_yuki1990) December 19, 2018
リクナビネクストでいまだにオファーや面談の希望が来るけど、自己PR見てるのかな?
私は統合失調症です。でも障害者手帳は持ってません。
仕事は責任があまりなく、精神的にストレスが軽く、体力的に楽な仕事を望んでいます、
あとできれば在宅ワークの方がいいですとも
と書いてるのに— Masaru No alcohol now 4th years. (@hiro_sheng) April 21, 2019
就職あっせんサイト、リクナビネクストを見ていて気が付いた。9月5日付でこういう特設ページが作られ、 #身体障害 #発達障害 #精神障害 #知的障害 #その他の障害 という、条件を指定して、求人企業を探すことができる。
【障害者のための求人情報】https://t.co/3jPNUF6byN
— htsuji (@Hideyuki_TSUJI) September 6, 2018
スカウト機能があてにならないという口コミや、障害に特化したスタッフが存在しないなどと言った口コミが見られました。
終わりに
これにて、リクナビネクストを障害者が利用する際の解説は以上となります。多くの障害者支援サービスを解説していますが、リクナビネクストを利用して障害者求人を探すメリットは多くないといえます。
しかし、9~10月に障害者求人の特集が組まれるのでその時のために登録しておくという手もありますね。
おススメの障害者エージェント
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