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障害者の雇用は近年促進されてきており、国を挙げて雇用率の向上などに取り組んでいます。
しかし、まだまだ障害者の雇用は不十分であるといわざるを得ません。
というのも、障害者雇用率を満たしている企業は全体の半分にも及んでいないのが現状なのです。つまり、罰金等を設けても半分の企業は障害者雇用率を満たそうとしていないのです。
まだまだ、発展途上な障害者雇用であり、改善していくべきところはかなり多いかと思います。
しかし、障害者雇用率を満たしている企業があるのも事実です。
そこで、今回は障害者雇用率が高い順にベスト10を紹介していきます。ちなみにこのデータは2019年に発表されたものですが2017年時のデータです。
出典:東洋経済新報社『「障害者の雇用率」が高い上位100社ランキング』
【障害者雇用率ランキング】企業で一番障害者雇用に積極的なのは?
障害者雇用率ランキングトップ10
では早速、障害者雇用率の高い企業をランキングでご紹介。
ランキングトップ10は以下の通りとなっています。
第1位:ゼネラルパートナーズ(20.92)
第2位:エフピコ(13.78)
第3位:エイベックス(7.09)
第4位:キトー(6.92)
第5位:ファーストリテイリング(5.62)
第6位:シーエックスカーゴ(5.39)
第7位:LITALICO(4.85)
第8位:良品計画(4.73)
第9位:ワタミ(4.65)
第10位:ダイジェット工業(4.56)
第一位:ゼネラルパートナーズ
第一位はゼネラルパートナーズです。(障害者雇用率20.92%)
株式会社General Partners(ゼネラルパートナーズ)という会社です。
この頭文字をとり、「GP」というように表現されています。
ゼネラルパートナーズは以下のように志を明言しています。
GPは「何かがおかしい」を出発点に、世の中を不自由にしている社会問題と向き合い、事業を通じて解決することを志している会社です。 引用:General partners
ゼネラルパートナーズは2003年に、上記のように社会問題をビジネスで解決するという理念のもと設立されています。近年、国も力を入れている障害者の雇用促進をはじめとし、雇用の進んでいないと囁かれている精神障害者の教育や研修、うつ病患者の社会復帰などを行っています。さらに、障害に対する調査等も行っており、障害者が差別等なく社会参加をできる様に献身的に取り組んでいます。
また、IT化・少子高齢化・人口減少などおおくの社会問題によって悲鳴を上げている方がいることを危惧し、「誰もが自分らしくワクワクする人生」という新たなビジョンを掲げ、障害・LGBT・うつ・不登校・高齢者といった不自由の多い分野での問題もソーシャルビジネスにより解決していくことを決めております。
ここまで記載したようにゼネラルパートナーズは障害者の雇用を大きな社会問題として把握しており、解決していこうと15年間努力してきた会社ということが分かると思います。さらに、調査等も行っており、より正しいサービスを提供することに努力が見える、信頼性の高い会社です。
ゼネラルパートナーズは、主に障害者の就労に関する事業を展開しており障害者のエージェント『アットジーピー』をはじめ、障害別の就労移行支援事業所も行っています。
障害者の就労を支援する身として、最も障害者雇用率が高いというのはかなりの信頼性がありますし、障害者の就職先を探している方は是非アットジーピーを利用してみてください。
ゼネラルパートナーズの就労移行支援
at GP転職:障害のある社会人向けの転職支援サービスです。アットジーピーのエージェントはこちらに含まれており、スカウトサービスや就職や転職の準備を行うためのジョブトレも含まれています。
関連記事:アットジーピーなどにある障害者のスカウトサービスとは?利用の仕方は?
at GP新卒:障害者の新卒者向けの就職活動のサービスです。
>>【新卒の障害者】成功率が20倍になる就職支援サービス3選
at GPアスリート:障害者のアスリートの就職支援サービスです。
at GPハイクラス:高い専門性を持っている障害者のための就職支援サービスです。
at GPジョブトレIT・web:障害者のためのwebスクールです。
GPシゴトトライ:うつ病の方のための就労移行支援サービスです。
>>うつ病の方の就労移行支援。GPシゴトライの評判と4つの強み。
GPリングビー:発達障害者のための就労移行支援サービスです。
>>【発達障害者の就労移行支援】のGPリンクビーの評判と3つの強みや特徴
GPイソヒト:聴覚障碍者のための就労サービスです。
GPリドアーズ:統合失調症者向け就労サービスです。
GPイソヒトアスタネ:うつ病の方の一般企業への就職を目的としている事業所。
第二位:エフピコ
第二位は株式会社エフピコです。(障害者雇用率13.78%)
エフピコは、食品売り場に並ぶ生鮮食料品や惣菜、弁当などに使われている食品トレー容器を作っている代表的な会社です。1位のゼネラルパートナーズとは異なり障害者に関する事業は行っていないにもかかわらず、障害者の雇用に積極的であり障害者とのつながりを大事にしている企業です。
エフピコの障がい者雇用は、知的障がいのある子どもを持つ親の会「あひるの会」とのつながりでできた、特例子会社ダックス(1986年設立、現エフピコダックス株式会社千葉工場)から始まりました。
その後、民間の営利法人で初となる就労継続支援A型事業所(現エフピコ愛パック株式会社)の設立(2007年)をはじめとして、全国的に拠点整備を進めた結果、現在ではグループ全体で約360名の障がいのある人材が活躍しています。
エフピコでは、基幹業務で正社員雇用という方針を貫いており、エフピコの事業展開にとって彼らの力が欠かせません。
引用:エフピコ
2020年はやや雇用率の低下がありますがそれでもかなりの障害者雇用を行っており、今後も障害者の雇用に貢献していく企業でしょう。
第三位:エイベックス
第三位はエイベックスです。(障害者雇用率7.09%)
誰しもが名前を聞いたころのある、音楽を主としたエンターテイメント企業です。
引用:エイベックス
2020年現在も障害者の人材を募集していますので気になる方は是非ご覧ください。
障害者の就職はかなり内定率が低く、一人で就職活動を行った場合は内定率3%程といわれています。その内定率を70%以上に上げるためには、就労移行支援や障害者のエージェントなどのサービスの利用が必要不可欠です。ぜひ以下の記事を参考にされて下さい。
>>【2020年の障害者エージェントランキング】本当に使えるのはこの5つ
>>【おすすめ就労移行支援ランキング】本当に失敗しないのはこの4つ
第四位:キトー
第四位はキトー株式会社です。(障害者雇用率6.92%)
キトーは機械などを主に作っている会社であり、製造している機械は工場などで荷物を吊り上げるチェーンブロックや、ホイスト式クレーンなどで、国内シェアも第1位、従業員も2000人超の大企業です。
日本障害者スキー連合と契約をしているなどかなり障害者とのつながりを大事にしている企業です。
第五位:ファーストリテイリング
第五位はファーストリテイリングです。(障害者雇用率5.62%)
ファーストリテイリングというといまいち聞き覚えのない知らない会社のように感じますが、ユニクロやGUの運営会社と聞くとピンとくる方も多いのではないでしょうか?
ファーストリテイリングは障害者雇用や障害者の支援を行っている優良企業としても知られています。
障害者の個性に合わせた配置や家族に合わせた対応を行ってくれるので、障害者雇用に対する合理的配慮は申し分ないといえるでしょう。
>>【働くために受けるべき】精神障害者の合理的配慮ランキング
第六位:シーエックスカーゴ
第六位はシーエックスカーゴです。(障害者雇用率5.39%)
シーエックスカーゴは物流に関する企業なのですが、ジョブコーチの配置などもしっかり行っており、就職したあとの定着までしっかりサポートしてくれる企業となっています。
>>ジョブコーチ支援事業とは?専門的な観点からの障害者就労。
第七位:LITALICO
第七位はLITALICOです。(障害者雇用率4.85%)
LITALICOも、ゼネラルパートナーズと同じように障害者の雇用に関わる企業です。LITALICOは、リタリコワークスという就労移行支援事業所も運営しており、その規模は業界の中でもかなり大きなものとなっています。
・規模が大きく信頼性が高い
・年間就職者数約1500人(2018年度)
・就職後の定着率89%
・精神障害・発達障害などのどの障害にも対応している
・利用後の職種が豊富
第八位:良品計画
第八位は良品計画です。(障害者雇用率4.73%)
良品計画は、無印良品などを運営する大手の製品製造業者です。世界で700店舗以上も運営するかなり大きな会社です。
それでも、障害者雇用率がここまで高いというのはかなりの数の障害者を採用していることが分かりますね。
現在も公式ページで、募集要項が出ていますので是非ご覧ください。
良品計画ではハートフルプロジェクトを発足し、「働く仲間の永続的な幸せ」、「仲間を信じ助け合いともに育つ」、「店舗での雇用拡大および雇用定着」を目的に障がい者雇用を進めています。
障がい者の方の能力が引き出せるよう、各個人の特性・個性にあった雇用管理や指導の工夫等のサポート体制、また評価によるステップアップ制度を構築しています。
引用:良品計画
第九位:ワタミ
ワタミ株式会社(障害者雇用率4.65%)
ワタミは、居酒屋和民で知られる外食産業を全国展開する大企業です。
第十位:ダイジェット工業
第十位はダイジェット工業です(障害者雇用率4.56%)
大阪に本社を置くダイジェット工業株式会社は金型加工用の工具やドリルの先端などの工業用の超硬工具を生産する会社です。
障害者雇用ランキングのおわりに
いかがだったでしょうか?
企業の半数以上が、障害者雇用率を満たしていない状況にも関わらず中には、20%を超える障害者雇用率を誇っている企業が存在するのです。
就職を探す際には、ぜひ参考にしてみてください。
障害のある方の就職者数は年々増加傾向にあります。
しかし、現在も働きたいの働けないという障害のある方が数多く存在しているのが現状であり、このページをご覧の方の多くがそのような方々なのではないでしょうか?
障害のある方が一人で就職活動を行った際の内定率がどのくらいか皆さんはご存じでしょうか?
実は、障害のある方が何のサービスも利用せずに就職活動を行った場合の内定率は3%ほどしかなく、就職した後の定着率も低い傾向にあります。
ここでいう、サービスというのは就労移行支援や就職・転職エージェントのことを指します。エージェントの利用では内定率がなんと75%ほどにまでアップするというデータがあるのです。
おすすめのエージェントは以下にまとめているので参考にされてください。
>>【2020年の障害者エージェントランキング】本当に使えるのはこの5つ
しかし、このようなエージェントを利用してすぐに一般就労するということが難しいという方も多くいらっしゃると思います、その際に利用するべきサービスこそ『就労移行支援サービス』。