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障害者の就労は、徐々に発達してきています。
それに伴い、障害者の就職者数は多くなってきています。しかし、発展してきているとともに障害者の就職には問題も生じています。
依然として、精神障害者や発達障害者の就職率は低い傾向にあり、職種も事務がほとんどです。
そして、法定雇用率が上がったことで企業は障害者の雇用を促進していますが、企業の障害に対する理解は依然として低いため、就職しても定着することが出来ないということも多くあります。
さらに、障害者が就職活動を一人で行っても内定率はかなり低く約3%程といわれています。
このように、障害者の就職についてはまだまだ問題が山積みなのです。
今回、紹介する障害者就業・生活支援センターは障害者の就職に対する問題を解決するための制度ですので詳しく解説していきます。
障害のある方の就職活動は就労移行支援やエージェントを利用することをお勧めしています。
急に働くことが不安な方は『就労移行支援』を利用しましょう。
就職先選びで失敗したくないという方は『障害者のエージェント』を利用するようにしましょう。
おススメの障害者エージェント
【総合ランキング】
>>【2020年の障害者エージェントランキング】本当に使えるのはこの5つ
【精神障害者におすすめ】
>>【精神障害者におすすめのエージェント】正社員に本気でなりたいならこの4つ
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【新卒の障害者におすすめ】
【障害者就業・生活支援センターとは】法令による就職支援システムについて
障害者就業・生活支援センターとは
障害者就業・生活支援センターというのは意外と聞いたことがない方も多いのではないでしょうか?
まずは、障害者就業・生活支援センターとは何なのかということから解説していきます。
先ほど言ったように障害者の就労には多くの問題が生じます。
障害者就業・生活支援センターでは、問題を解決するために、就業に向けた生活基盤整備のの各種相談に対応してくれる機関で、相談内容は、就業支援と生活支援の大きくは2つがあります。
つまり、簡単に言うと障害者の就労のための相談施設ですね。
障害者就業・生活支援センターの対象
障害者就業・生活支援センターの対象
・障害の当事者
・障害者を雇用する企業
障害者就業・支援センターなんだから対象は障害のある方。
と思われがちなのですが、障害者就業・支援センターの対象は障害のある当事者の他に障害者を雇用する企業側も対象となるのです。
障害者就業・生活支援センターの具体的なサービス
先ほど、障害者就業・生活支援センターの対象は障害の当事者と雇用する企業であると説明しました。そこで、両者の具体的なサービス内容を紹介していきます。
企業への具体的サービス
まずは、簡単に企業側へのサービスについてからです。
障害者雇用促進法が改定されてから企業側も、障害者の雇用を積極的に行うようになってきました。しかし、これまでほとんど障害のある方を雇用していない企業が急に障害のある方を雇うことはそう簡単ではありません。
企業側は障害者に対してどのような配慮を行うべきかということや対応の仕方などに悩んでいるのです。
そのような相談を受け対応するのが障害者就業・生活支援センターということになります。
障害の当人に対する具体的サービス
次に、障害の当人に対するサービスです。
この記事をご覧の方の多くは障害をお持ちの方かと思います。
障害者に対する支援の種類は就業支援と生活支援の二つです。
就業支援
・就職に向けた準備支援
・就職活動支援
・職場定着支援
生活支援
・自己管理の助言
・地域生活・生活設計の助言
就職に向けた準備支援
障害者の就労とひとくくりにしても、福祉的就労や一般就労などの就労の仕方の違い。また、障害の程度の違いによってできることは異なります。
さらに、これまで就職したことがあるのかどうかなど細かいところも一人一人違いますよね。
そんな状況に個別に対応して就職に向けた訓練等を行うための支援(職業準備訓練、職場実習、就労移行支援事業所などの紹介)を行います。
自分が就職するためのどのステップにいるのか。一般就労できるのかということにつきましては以下の記事を参考にして、自分の就職段階を把握してください。
>>【障害者の就職は難しい?】知っておくべき就職活動までの4ステップ
ちなみに、職業準備をする際は『ココルポート』と『リタリコワークス』などの規模の大きく実績がある、就労移行支援を利用するのがおススメですよ。まずは、見学して雰囲気や流れを知ってみてください。
ココルポートの特徴
・首都圏内に多くの拠点が存在するので通所の時間がかからない
・定着率が高い
・500種類以上の訓練プログラムが存在
リタリコワークスの特徴
・規模が大きく信頼性が高い
・年間就職者数約1500人(2018年度)
・就職後の定着率89%
・精神障害・発達障害などのどの障害にも対応している
・利用後の職種が豊富
就職活動支援
訓練も終了し、働ける自信が付きましたらいよいよ就職活動の段階です。
この段階では、障害者就業・生活支援センターは履歴書の書き方や面接についての相談などに乗ってくれます。
就職先を探す際には『ハローワーク』などがありますがおススメはしていません。理由については以下のメリットとデメリットをご覧ください。
>>障害者の就職・転職にハローワークは利用すべき?メリットとデメリット
では、どのように求人を探すのかというと『エージェント』を利用するのです。
エージェントを利用することによって、内定率は75%以上にまで上昇し、就職先もホワイトな企業が多く、障害に理解のある企業が多いので、就職した後の定着率もアップさせることができるのです。
以下におすすめのエージェントを障害種別に掲載していますので是非参考にしてください!
ちなみに、最もおすすめのエージェントは『ランスタッドチャレンジド』というエージェントです。さらに、『障害者雇用バンク(旧エラビバ)』を同時利用することによってさらに、良い就労へ近づく可能性を上げることが出来ます。
おススメの障害者エージェント
【総合ランキング】
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>>【発達障害者におすすめなエージェント】一般就職したいならコレ
【新卒の障害者におすすめ】
職場定着支援
障害者の就職というのは、就職できて終わりではありません。就職した後のその職場に定着できるということが非常に重要なのです。
就職したのちの上司との関係や仕事の困難さ・通院の日程が合わないなど多くの問題が発生し悩むことがあります。
その際に、相談に乗るのも障害者就業・生活支援センターの役割です。
自己管理の助言
生活するうえでの、服薬や金銭など自己管理への助言をするのも障害者就業・生活支援センターの役割です。
就職するにあたって生活リズムなどは非常に重要な因子となります。
自分で生活を管理できればいいのですが、そうしても寝る時間が遅かったり早くなったりということも起こるかと思います。
そこで、障害者就業・生活支援センターは生活リズムの改善の方法などを助言してくれるのです。
地域生活・生活設計の助言
環境整備や障害者年金の手続きの仕方など生活の全般を支援してくれるのです。
障害者就業・生活支援センターの料金や利用方法
障害者就業・生活支援センターの内容について知っていただいたところで、次に実際に利用する際の料金や離島の仕方について解説していきます。
障害者就業・生活支援センターの料金
障害者就業・生活支援センターの利用料金は無料です。
交通費の支給等はありません。
障害者就業・生活支援センターの利用方法
利用する障害者就業・生活支援センターに、事前に日時を予約してから、相談しましょう。
また、ご本人がそのセンターに出向き、相談するのが原則ですが、その状況によっては、担当者がご自宅を訪問することも可能となっています。
なお、障害者就業・生活支援センターは、2018年度の場合、全国に334設置されており、具体的な設置場所等を以下の厚労省のWEBサイトから確認することができます。どこに行けばよいのかわからないというような場合は、お住いの地域の役所の福祉課などの窓口に相談してもよいでしょう。